栃木県の焼き物 益子焼の特徴と魅力!
益子焼ってどんな焼き物なの?歴史は?種類は?技法は?有名な窯元は?こちらではそんな疑問にお答えします。伝統的なものから現代的なものまで数多くの陶芸作品を生み出してきた陶芸の里、民芸陶器の産地として有名になった益子町、華麗さや派手さはありませんが、渋い絵柄や色使いが最大の魅力。人間国宝、濱田庄司から受け継がれてきた、のびやかでぬくもりのある土肌の作品が現代にも息づいています。東京からも近いことから多くの観光客が訪れる益子町、モダンで素敵な作品が次々と生み出されています。人気の窯元、つかもと、よしざわ窯、わかさま陶芸とその作品、通販サイトで購入出来るモダンでお洒落なデザインの益子焼をご紹介します。
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ねえねえ宗悦おじいさん、栃木県の益子焼ってどんな焼き物なの?
そうじゃな、栃木県の焼き物といえば益子焼。華麗さや派手さはないんじゃが、渋い絵柄や色使いが最大の魅力。のびやかでぬくもりのある土肌の作品が魅力じゃ。つかもと、よしざわ窯、わかさま陶芸などの窯元が素晴らしい作品を作っておる。それはそれは美しいものがたくさんあるから、ボランくんも感動することじゃろう!では、一緒に益子焼のこと、詳しく調べていこうかのお。
益子焼について
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益子焼の歴史と特徴
民芸陶器の産地として有名になった益子町、華麗さや派手さはありませんが、渋い絵柄や色使いが最大の魅力。人間国宝、濱田庄司から受け継がれてきた、のびやかでぬくもりのある土肌の作品が現代にも息づいています。東京からも近いことから多くの観光客が訪れる益子町、モダンで素敵な作品が次々と生み出されています。
益子焼は江戸時代末期、笠間で修行した大塚啓三郎が窯を築いたことに始まると言われます。以来、優れた陶土を産出すること、大市場東京に近いことから、鉢、水がめ、土瓶など日用の道具の産地として発展をとげます。
現在、窯元は約250、陶器店は50。若手からベテランまでここに窯を構える陶芸家も多く、その作風は多種多様です。春と秋には陶器市が開かれます。
用の美
1924年、濱田庄司がこの地に移住し、「用の美」に着目した柳宗悦らと共に 民芸運動を推めるかたわら、地元の工人たちに大きな影響を与え、益子焼は 「芸術品」としての側面も、もつようになります。濱田庄司
民芸運動を推進した陶芸家。
「京都で道をみつけ、英国で始まり、沖縄で学び、益子で育った」 と書き残す。
1955年第1回無形文化財保持者に指定される。
1968年文化勲章受賞。
出典 益子町観光協会公式サイト
益子焼の窯元 つかもと
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益子焼の窯元 つかもとの特徴
初代塚本利平がここ益子深田の地に塚本窯を創業して150年余。
当社は益子焼の文化と魅力を世の中に発信し、次代により良い形で継承していけるよう、益子焼の未来を作ってまいります。
伝統と進取の精神を大切に、日本、そして海外のお客様にも益子焼を楽しんでいただけるよう、魅力ある益子焼を研究し、提供して行く所存です。これからも謙虚さを忘れず、お客様や地域の皆様と共に歩みながら、200年、300年と成長していく企業を目指してまいります。本館では広々としたスペースにマグカップ、湯呑、花器や食器など日用食器を中心に多数お取り扱いしています。窯元が自信を持っておすすめするご自宅用の器から贈答・お土産品までお買い物をお楽しみ下さい。
つかもと窯は1864年創業と150年以上の歴史を持つ窯元で、益子最大の窯元とも呼ばれます。
益子焼が民芸品に転換した後も苦しい経営を余儀なくされていたころ、つかもとでは信越線横川駅で販売される駅弁「峠の釜めし」の容器製造を請け負いました。
次第に峠の釜めしの需要が大きくなり自社製造だけでは補いきれなくなり、20軒ほどの他の窯元に発注します。
これが益子焼業界全体の経営安定につながっていきました。
現在もつかもとでは峠の釜めしの容器を製造しています。つかもとは「時代に合わせた商品をつくる」という思いで製品づくりに取り組んでいます。
お一人様向けの土鍋というコンセプトの元、開発された『kamacco』1号炊きは、その姿勢がわかる商品です。
益子町にある本社は益子駅から車で7分ほど。
自然に囲まれた広大な敷地には窯工場のほかギャラリー、体験工房、お食事もあり「見る・買う・遊ぶ・食べる」を楽しむことができます。
益子に行くときにはまずは足を運んでみたい窯元です。
出典 つかもと公式サイト おうちで楽しむ陶器市 うちる公式サイト
住所:栃木県芳賀郡益子町益子 4264
お問い合わせ:0285-72-3223
通販で購入出来るつかもとの益子焼
よしざわ窯
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よしざわ窯の特徴
益子焼の小さな窯元、よしざわ窯が作ったオリジナルデザインの器。
女性目線のやさしさと可愛らしさに溢れています。
花をモチーフに凹凸で立体的に表現したお皿は、手にしたときのぽってりした厚みが魅力的。
テーブルをさりげなく華やかにしてくれて美しく料理を引き立てるので、お食事のお皿やお取皿としてはもちろん、飾り皿としてお部屋のインテリアに使用しても素敵です。出典 楽天市場
通販で購入出来るよしざわ窯の益子焼
わかさま陶芸
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わかさま陶芸の特徴
素材の良さを引き出してこそ良い物が出来る。
縄文時代と変わらない作業工程をして、土に大きな愛を入れていく。
出来るまでの時間の長さと手をかけた物だけが良いものとなり
息吹を感じる陶器が出来上がる。
自然な陶器を身の回りに置くと心が癒やされる感覚になる。
1つ1つが大自然の力を借りながらの手作業の工程となる。
見て心地良し。置いて心地良し。使用して心地良し。
現代社会に足りないものを補えるような気持ちで
1つずつ和食器を毎日作り出しています。出典 わかさま陶芸公式サイト
住所:栃木県芳賀郡益子町七井中央 20-5
お問い合わせ:0285-72-8617
通販で購入出来るわかさま陶芸の益子焼
通販サイトで購入出来る益子焼
メルカリで購入出来る益子焼
焼き物のこと、もっと知りたい!
種類、産地、素材、扱い方、盛り付けるときの工夫、収納の仕方、焼き物用語はこちらで詳しく知ることが出来ます。
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