最後のスバル製サンバートラック!メルカリで購入出来るコンディションのいい軽トラ、スバル製サンバートラックの中古車
ねえねえボンゾくん、、スバルサンバートラックってどんな車なの?
4気筒リアエンジン、四輪独立懸架のサスペンション、独自のメカニズムによって農道のポルシェと呼ばれる、スバルサンバートラック、安定感のある走りが特徴のスバル製の軽トラ、こんな魅力的な軽トラは二度と作られることがないだろうと言われているよ。
スバル製サンバートラック
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スバル製サンバートラックの特徴
いまだにファンを多く抱える、“純スバル製”の軽トラ
日本独自の規格として、幅広いユーザーに支持されている軽自動車。その中でも軽トラックは日本の農家をはじめ、様々なビジネスシーンにおいて欠かすことができない存在として長年愛され続けています。
最近ではカスタマイズのベースとして注目されることも多く、日本国外からも熱視線を集めるようになってきた軽トラックではありますが、その中でも多くのファンをいまだに魅了し続けているモデルが存在します。
それがスバル サンバートラックなのです。
ただし、今回紹介するサンバートラックは1999年に登場した6代目モデル。
実は現在も販売が続けられているサンバーはダイハツからOEM供給を受けているもので、“スバルオリジナル”のサンバーとして最後のモデルがこの6代目ということになります。
他の軽トラックとは一線を画すメカニズム
そんな最後のスバルオリジナルサンバーとなる6代目モデルですが、人気の秘密はやはり初代から脈々と受け継がれてきた独自のメカニズムにあると言っても過言ではないでしょう。
サンバーの初代モデルは今から60年以上前の1961年に登場していますが、その頃から一貫してリアエンジンのレイアウトと四輪独立懸架のサスペンションという特徴を守り続けてきたのです。
また、660ccエンジンとなった5代目モデルからは、軽自動車でありながら全車に4気筒エンジンを搭載していたというのもまた特徴のひとつと言えるでしょう。
このリアエンジンというレイアウトは、駆動輪である後輪の後ろにエンジンが搭載されるため、積載状態はもちろん空荷状態でも安定感のある走りを実現しています。
フロント荷重になるブレーキング時も安心感が高い他、エンジンがキャビンから遠い場所にあることで静粛性も高いというメリットがあります。
さらに、こちらもサンバー独自となる四輪独立懸架のサスペンションは、路面が凹凸していてもしなやかに対応し、しっかりグリップしてくれるというメリットがあります。
また、路面の凹凸をそれぞれのサスペンションが吸収することで、積荷が傷むことを防止してくれるという点が多くのユーザーに支持されているポイントなのです。
そして4気筒エンジンは低回転で粘り強く、高回転までスムーズに吹け上がる特性があるだけでなく、過給機付きモデル(スーパーチャージャー)が最後までラインナップされていたという点も特徴。
58ps/7.5kg・mと極端にハイパワーというわけではありませんが、荷物を多く載せるユーザーにとっては見逃せない差となるのです。
これらのスバルオリジナルのサンバーがもっていた特徴は、OEMモデルとなったことで失われてしまった部分が多く、ゆえにいまだ6代目モデルが高い人気を誇っているというワケなのです。
ちなみに全国赤帽軽自動車運送協同組合連合会、いわゆる赤帽の会員向けに“赤帽仕様”なるものが用意されており、運送業に供するうえで様々な装備がプラスされていました。
中でもエンジンは一般的なメンテナンスのみで20万kmまでオーバーホール不要で使用できるよう、各部に設計変更や強化部品の組み込みがなされたものが搭載されており、ヘッドカバーも赤色の結晶塗装が施されている点が大きな違い。
この赤帽仕様は基本的に会員しか購入することができないモデルではあるものの、中古車として流通していますが、多走行の物件でも高値安定となっています。
また、2011年にはサンバー発売50周年を記念し、スバルのワールドラリーカーでお馴染みの“WRブルー・マイカ”の専用色をまとった「WRブルーリミテッド」という特別仕様車が1000台限定(トラック、バン合計)で販売されています。
しかし、こちらも現在ではコレクターズアイテム価格となっているようです。
出典 カーセンサー
【最後のスバル製サンバー】乗ったら全員わかる。何もかもが全部違う。軽のガイシャみたい