ホンダ独自のミッドシップ・リアドライブ方式を採用したホンダアクティトラック!メルカリで購入出来るコンディションのいい軽トラ、ホンダアクティトラックの中古車
ねえねえボンゾくん、、ホンダアクティトラックってどんな車なの?
ホンダ独自のミッドシップ・リアドライブ方式を採用したホンダアクティトラック、同じレイアウトであることから。農道のNSX、農道のフェラーリと呼ばれているんだよ。安定感のある走りが特徴のホンダ製の軽トラ、こんな魅力的な軽トラは二度と作られることがないだろうと言われているよ。マニュアルミッションを選んでお手軽なスポーツカーとして楽しむのもいいね!
ホンダアクティトラック
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ホンダアクティトラックの特徴
アクティトラックってどんな軽トラックなの?
エンジンを前後の車軸の間に置くHonda独自のMR(ミッドシップ・リアドライブ)方式。空荷時でも駆動輪である後輪にしっかりと荷重がかかるので、安定した走りを実現すると同時に、エンジンとキャビンが離れているため、室内の静粛性にも貢献。4WDとの相性も抜群です。
荷物積載時も安定した走りが魅力の専用サスペンションセッティング。
荷物の量や重さで荷重バランスが変わっても、高い走行安定性を確保。高い路面追従性と快適な乗り心地も実現しています。
サスペンションはフロントがマクファーソン式、リアはド・ディオン式を採用。アクティトラックには、車好きに付けられた「農道のフェラーリ」「農道のNSX」というニックネームが存在します。
スズキ キャリイとダイハツ ハイゼットは運転席の下にエンジンが配置され、後輪を駆動させるFR方式のキャブオーバー型トラックですが、アクティトラックは後輪の前側にエンジンを配置したMRレイアウトを採用。ここから、同じレイアウトであることから「農道のフェラーリ」「農道のNSX」というニックネームが付けられました。
同じようなニックネームが付けられた軽トラックとして、スバルが2012年3月まで製造していたサンバートラックがあります。サンバーはエンジンをタイヤの後ろ側に配置したRRレイアウトを採用。ここから「農道のポルシェ」と呼ばれました。
ホンダが初めて世に送り出した四輪モデルは、1963年に登場した軽トラックのT360。T360は1967年にTN360へと進化。そして、1977年に初代アクティトラックが登場しました。
T360はエンジンをアンダーフロアに搭載したミッドシップレイアウトを採用。この構造からスポーツトラックと呼ばれることもありました。TN360、そして初代アクティトラックもMRの駆動方式を踏襲。これは最終型となる現行型まで受け継がれたのです。
ホンダが軽トラックでMR方式にこだわったのは、独自の哲学があったと言っても過言ではありません。
たくさんの荷物を積んで走る軽トラックは後輪駆動にするのが基本。前輪駆動(FF)だと荷物を満載して車体の後ろ側が重みで沈み込むと、駆動輪となる前輪が浮き上がってしまう可能性があるのです。
ホンダは、荷物満載時だけでなく空荷のときもしっかり4つのタイヤにトラクションをかけるために、重いエンジンを車体中央に配置したのです。
最終型アクティトラックは2009年12月にフルモデルチェンジ。外観はフロントに小さなボンネットがあるセミキャブオーバー型から、フロントがスクエアな形に変更されました。このデザインを採用したことでキャビンスペースが広くなり、さらにホイールハウスがシート下に配置されたことでペダル操作がしやすいレイアウトが実現しました。
ホイールベースは先代より520mmも短い1900mmに設定。さらにタイヤのキレ角を大きく設定したことで、最小回転半径は4.3m→3.6mに縮小され、路地裏や細い農道での取り回しがしやすくなりました。
最低地上高は185mm確保されているので、凸凹道でも車体下をぶつけにくくなっています。
現在、軽トラックはアウトドアシーンでも需要が高まっています。しかし本来の利用用途は仕事の道具。荷物をガンガン積んでどんなところでも走るので、当然荷台には多くの傷がつきます。
傷がつけばそこから錆が発生しやすくなりますが、アクティトラックはデビュー時にクラストップレベルの防錆性能を誇りました。軽トラを長く使ううえで、これは地味だけれど重要な性能です。
アクティトラックのグレード構成は以下のとおり。
■STD(2WD・5MT):積みに徹したベーシックグレード
■SDX(2WD・5MT/3AT 4WD・5MT):キャビン後方に鳥居を装備
■アタック(4WD・5MT):ウルトラロー/ウルトラリバースギアを備える農業仕様
■タウン(2WD・5MT/3AT 4WD・5MT):キーレスエントリーやパワーウインドウを装備
2021年6月に生産終了となり、軽トラック市場から撤退しました。
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