マーク・ロスコ 抽象表現主義の代表的な画家の特徴と魅力 通販で購入出来るマーク・ロスコの作品 ポスター 作品集 書籍

マーク・ロスコの特徴と魅力

「ナンバー」シリーズ、無題、「シーグラム壁画」シリーズ.. 抽象表現主義の代表的な画家でカラーフィールド・ペインティングの先駆者、マーク・ロスコの特徴と魅力、通販で購入出来るマーク・ロスコの作品、アートプリント、ポスター、作品集、書籍、ミュージアムグッズ等を紹介します。

 

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カートくん
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ねえねえボンゾくん、マーク・ロスコさんの作品ってどんな特徴があるの?

ボンゾくん
ボンゾくん

マーク・ロスコさんといえば、カラーフィールド・ペインティングの先駆者として有名なんだよ。40年代後半から浮遊感のある鮮やかな色彩のみで構成される「ナンバー」シリーズに着手して、50年代以降は巨大キャンバスに矩形の単純な色面を、水平あるいは垂直に配した画風に移行して、やがて宗教的体験に似た、鑑賞者の思考を喚起する瞑想的・神秘的な絵画表現を確立したんだよ。

マーク・ロスコ Mark Rothko

 

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マーク・ロスコ作品の特徴

ロスコの絵画は、油絵の具を水彩のように薄く溶き、何層も塗り重ねて描かれており、そのため深い透明感があります。

縦長のキャンバスに複数の色の帯を描く「マルチ・フォーム」の表現

マークは、作品と対峙した人がどう感じ取るか、どう理解するかに徹底的にこだわって作品をつくりました。そのこだわりは「7つの成分」によって構成されました。

死に対する明瞭な関心がなければならない……。 命に限りがあり、それを身近に感じること。悲劇的、ロマンティックな美術等は死の意識をあつかっていること。

官能性:世界と具体に交わる基礎。存在に対して欲望をかきたてる関わり合い方。

緊張:葛藤あるいは欲望の抑制。

アイロニー:人がひと時、何か別のものに至る為に必要な自己滅却と検証。

機知と遊び心:人間的要素として。

はかなさと偶然性:人間的要素として。

希望:悲劇的な観念を耐えやすくするための10パーセント。

これらの成分をもとに、マークは色の構成比率を算出していました。

出典 note公式サイト

マーク・ロスコについて

マーク・ロスコはカラーフィールド・ペインティングの先駆者。1903年、ロシア・ドヴィンスク(現ラトビア共和国ダウガフピルス)生まれ、本名マーカス・ロスコウィッツ。10歳でアメリカに移住。21年に奨学金を得て、イェール大学に入学する。法律家を目指すが、2年で退学。23年にニューヨークに出て働く傍ら、アート・スチューデンツ・リーグで画家マックス・ウェーバーに学ぶ。ウェーバーを介して、アメリカのマティスと呼ばれたミルトン・エイブリーと知り合い、表現主義の風景画や人物画を描く。35〜40年まで芸術グループ「ザ・テン」に創立メンバーのひとりとして参加。37年、ジャクソン・ポロックらが携わっていた、政府による失業者救済の公共事業促進局(WPA)連邦美術計画に従事する。前年にニューヨーク近代美術館で開催された「キュビスムと抽象芸術」展と「幻想芸術:ダダとシュルレアリスム」展に触発され、具像画から離れる。38年にアメリカの市民権を得て、40年からマーク・ロスコを名乗る。45年、ペギー・グッゲンハイムが運営する「今世紀の美術」画廊での個展で、神話と原始を主題に、曲線描写を多用した作品群を発表する。

40年代後半より浮遊感のある鮮やかな色彩のみで構成される「ナンバー」シリーズに着手。50年代以降は巨大キャンバスに矩形の単純な色面を、水平あるいは垂直に配した画風に移行し、やがて宗教的体験に似た、鑑賞者の思考を喚起する瞑想的・神秘的な絵画表現を確立する。哲学や詩を好み、悲劇、恍惚、運命といった人間の根本的な感情に関心を寄せていたロスコは、次第に自身の作品を感情を伝えるものとみなすようになる。50年代後半はニューヨークのシーグラム・ビルディング、ヒューストンの教会(後のロスコ・チャペル)、ハーバード大学のための壁画の制作に注力。後年は、友人の死に感化されてか、ヒューストンのロスコ・チャペルを飾る穏やかな壁画《無題》(1964〜70)を代表に、キャンバスの画面全体を黒や茶色の暗い色調で覆うようになる。68年、大動脈がんで入院。回復後はアクリル作品を中心に描く。70年没。千葉県のDIC川村記念美術館のロスコ・ルームでは、シーグラム・ビルディングのために手がけた「シーグラム壁画」シリーズのうち7点が常設展示されている。

出典 美術手帖公式サイト

 

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カラーフィールド・ペインティングとは

色彩による「面」の領域が画面のなかで大きな割合を示す絵画のことを指す。この語は、クレメント・グリーンバーグがバーネット・ニューマンの絵画を色彩による「フィールド」と形容したことに始まるが、ニューマンやマーク・ロスコらの、絵画の色面を強調した抽象表現主義の作品が、50年代後半から60年代にかけて多くの後続する作家を生みだした結果定着した用語である。触覚的な物質感を強化するような強い筆致や激しいコントラストを避けた色面の使用により、抽象表現主義の一部の傾向に見られる身体性の表出とは隔絶されている。また、ひとつまたは複数の色面の使用によって絵画領域の全体性や形態性、平面性を強め、それを機械的かつ没個性的に処理するという点では、ポップアートやミニマリズムの一部の傾向との同調も示していた。そのため、「ハード・エッジ」と呼ばれるE・ケリーの作品やR・マンゴールドらのミニマリズムの絵画などもこの傾向に含むことがある。またこれらはフラットな色面が平面性を示唆する一方で、色彩の面それ自体が非物質化されたイリュージョニズムを助長するため、触覚性にたいする視覚性の優位という対立軸をも内在させていた。

出典 アートスケープ公式サイト

日本でマーク・ロスコの作品が見られる美術館

DIC川村記念美術館

住所:千葉県佐倉市坂戸631
営業時間:9:30~17:00
休館日:月曜、年末年始、展示替え、メンテナンス期間
公式サイト

マーク・ロスコの〈シーグラム壁画〉専用展示室

ロスコ・ルームは2008年に増築された部屋の一つで、マーク・ロスコの〈シーグラム壁画〉専用展示室として建築家の根本浩氏(※)が設計しました。1950年代末、ニューヨークの高級レストランを飾るために制作された<シーグラム壁画>は、「自分の作品だけで一室を満たす」というロスコの願いが叶うはずの初めての連作でした。計画は実現しませんでしたが、半世紀後の日本で画家の夢を形にすべく整えられたこの空間は、絵と建築が一体化した「場」として鑑賞者を包み込み、言葉を超えた世界へ誘います。

室内に入り、しばらく絵の前に佇むと、はじめは沈んだ赤茶色の面にしか見えなかった画面に深みと奥行き、あるいは輝きをも感じることができます。ロスコ・ルームの特徴の一つである「照度の低さ」は、ロスコが<シーグラム壁画>を描くために借りたスタジオに由来します。スタジオの照明は、主に天井付近の小さな窓から入る外光のみ。ロスコは照明器具で天井を照らすことはあっても、画面に直接当てることはなかったそうです。
薄く溶いた絵具を何度も塗り重ねた<シーグラム壁画>の絵肌には、色の粒子がふわりと立ち上がるような独特の表情があり、その陰影は強い光を当てると消えてしまいます。ロスコは自身の絵が仄かな光のもとでこそ、その本来の姿を現すことを心得ていたのでしょう。

ロスコは、自身の作品が人々の心の奥底に潜む感情と通じ合うことを強く望んでいました。そのためロスコ・ルームには、作品と鑑賞者が深い一体感を持てるよう、さまざまな工夫がなされています。7つの壁のコーナーには丸みを施し、絵画に包み込まれる感覚を強調。 部屋の大きさは、かつてロスコが意図した「親密な空間」を実現すべく小さめに。細部までロスコの意図に沿うよう検討されたこの部屋は、作品鑑賞の場にとどまらず心の奥底と対峙する場となっています。

出典 DIC川村記念美術館公式サイト

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