バタフライチェアの愛称でも知られるBKFチェアは、1938年に発表され大ヒット、1950年代に、500万脚ほど製造されました。その耐久性や洗練されたデザイン、座った姿勢の自由度は、50年代~60年代のアメリカの若者を中心に絶大な人気を誇りました。20世紀を代表する名作チェアとして現在でもCuero社が生産しています。

ねえねえボンゾくん、BKFチェアってどんな椅子なの?素敵なデザインだね!

BKFチェアは1938年に発表されて、50年代~60年代にかけて若者たちに支持されたんだ。その姿は羽ばたく蝶々のようだからバタフライチェアの愛称で呼ばれるようになったんだね。その美しさ、耐久性、座り心地の良さから、何年にもわたり特に多くの人たちに愛されてきたBKFチェアは現在ではスウェーデンのCuero社が高級なレザーを使って生産されているんだよ。
バタフライチェアの愛称で知られる美しい椅子 BKFチェア
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BKFチェアの特徴
アルゼンチン人デザイナー3人による通称「バタフライチェア」
映画や雑誌で見かけても、日本ではほとんど販売されてなかったBKFチェア。
1938年に発表され、50年代~60年代にかけて若者たちに支持されました。当時はアメリカのノール社により販売された後、欧米数社にて取り扱いされ広く世の中へ広まりました。「バタフライチェア」の愛称で知られるBKFチェア。日本では、あまり馴染みがないのに「どこかで見た事のあるデザイン」は、きっと外国映画の中や、雑誌などで見かけたからではないでしょうか。
1938年に発表されているにも関わらず、実際に日本での取扱いはほとんどなく、替わりに安価な布製の類似品が多く出回っていました。しかし、20世紀を代表する名作チェアにも数えられるBKFチェアは、最も成功を収めたチェアデザインの一つとして、ニューヨーク近代美術館(MoMA)に当時の1脚が収蔵されています。
イームズ夫妻にも勝るとも劣らない歴史的名作
「BKFチェア」は、3人のアルゼンチンデザイナーによって、ブエノスアイレスで設計した建物のためにデザインされました。彼らは、後にグルポ・アウストラールという名前で活躍した建築家ですが、3人のそれぞれの頭文字をとって”B.K.F”と名付けられました。
彼らは、20世紀を代表する建築家のル・コルビジエの下で働いていた経験がありますが、このバタフライチェアからは巨匠のモダニズムの面影はあまり感じとれません。
デザインのインスピレーションは、かつてイギリスのエンジニア、ヨゼフ・フェンビィが1855年にデザインした折り畳み椅子にインスパイアされて1938年に誕生しました。その耐久性や洗練されたデザイン、座った姿勢の自由度は、50年代~60年代のアメリカの若者を中心に絶大な人気を誇り、その人気は同時期支持されていたイームズ夫妻にも勝るとも劣らないものだったそうです。
Product Details
サイズ:W850×D850×H900mm
カラー:ブラックレザー、ブラウンレザー、ナチュラルレザー
素材:フレーム/12mmソリッドスチール(ブラック)、レザー/ベジタブルタンニン鞣し
原産国:スウェーデン
備考:組み立て品
デザイン:Antonio Bonet(アントニオ・ボネット)、Juan Kurchan(フアン・クルチャン)、Jorge Ferrari Hardoy(ホルヘ・フェラーリ=ハードイ)
ブランド:Cuero(クエロ)Cuero(クエロ)
スウェーデンのCuero社は、1987年に設立されました。アルゼンチンでのラムスキン事業を展開後、近年でこれら経験を活かし家具や装飾を、牛皮革やラムスキンと組み合わせた高品質のコットンキャンバスなどの天然材料などを鋼と組合せ、スウェーデンの生産性を活かし多くの製品を生み出しています。CUERO 社の創業者、ラース・キヤスタディウスは2005年に BKFチェアの再生産を始めました。かつてとは違って、今度はキャンバスではなく、イタリアから取り寄せた最高品質のレザーで作りました。その結果、復活後の BKF チェアは発売後すぐに大成功をおさめました。生まれ変わった BKFチェアに使用されているのは、通常の手法よりも手間のかかる方法でなめされた、ベジタブルタンニンのレザーです。その仕上げにかかる工程には、熟練の職人による特殊な技術が必要とされます。イタリアのいくつかの小さな皮革なめし工房が連携して工程を進めて非の打ちどころのないレザーを完成させ、CUERO 社に納めています。
出典 楽天市場 ロイヤルファニチャーコレクション公式サイト
通販サイトで購入出来るバタフライチェア
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